RABBIT SHOW in OSAKA 2002

〜 大阪ラビットショー 〜
主催:ARBA OSAKA RABBIT CLUB

潜入!ラビットショー 中編

クリスの参加が決まり準備をしていた頃、ウサ仲間にもこの噂が伝わり、
続々と参加希望者がショップに集まってきた。


顔ぶれは
 噛みつくことではアーチンにも劣らない、凶ウサファニーさま。
 全てにおいて沈黙を守る、静かなる重鎮ロビン。
 優しそうな顔の陰に光る爪、陰番オセロ。
 物陰から足を襲い抱きついたら離さない、切り込み隊長のクリス。
まだ確定していないが、噂ではアメリカ帰りのムーンくんも参加するらしい。

ふ、これだけ最強のメンバーがそろえばアメリカ直輸入のジャッジといえど、
敵ではないわ。(いえ、ジャッジは敵ではありません)

これで怖いものはなくなった。
静かなる重鎮ロビンの真の実力を目の当たりにすることが出来るかと思うと
嬉しいような、恐ろしいような気がする。



#クリス潜入レポート当日
さて、移動手段だが、当初は車で移動を考えていたが、
ウサどもの体力温存を狙い、新幹線での移動とした。

ライポン:おお!、門出を祝うかのような雨が降っておるわ。
      クリスが旅立つため天も泣いておるわ。(それは祝われていないのでは・・・)


ウサカメ軍団と合流し、いよいよ試合会場に足を踏み入れる。
ライポン:いよいよですね。
      さあ!(送迎バスで)行きましょう!。


・・・待てど暮らせどバスがこない。
 おかしいな、10分間隔のはずなのに。
 時間を確認するライポン。

うを、日曜日は9時からかよ。

ライポン :エントリー受付は何時からだ?
配下の者:9時です。
ライポン :そうか。そういうこともある。
       審査が10時からだから大丈夫だろう。
       それに、後ろを見ろ。強者(うさ)共もどんどん集まってきているではないか。
       大丈夫だ。


8:50 バス到着。
ライポン :やっと来たか。さぁ、試合会場にはこぶがよい。
しかし、バスの運ちゃんは降りていってしまった。
むむぅ、と、いうことはバスの運転はセルフサービスか?。
無料送迎なだけのことはある。
今乗っているメンバーをセンイシティではなく、船場センターに連れて行けば
それだけでライバルは大幅削減!。
戦わずして勝つ!勝ち方に美学など無い!。

ふふふ、しょうがない、ちょっと運転するか。(にやり)

ちちち、帰ってきやがった。計画は水の泡か。
やはりアーチンのことといい、何者かが我々の勝利を妨害しているようだ。
これは心してかからないと。
9:00バス出発。



ライポン :
ずいぶん待たされたな。まぁ、運行表通りといえばそうだが。
どうも緊張感がないな。このバスは試合場に行くにしては和やかすぎる。
画像をクリックすると、大きくなります。

ライポン :ところで会場はどこだ。
配下の者:新大阪繊維シティ2号館です。
ライポン :うむ。ご苦労。


そうこうしているうちに到着。

ライポン :さ!行くぞ。って何階?
配下の者:ちょっとお待ち下さい。
       ・・・5階ですね。
ライポン :良し!5階へ行くぞ。ってエレベーターどこ?
配下の者:こちらに案内図が。
ライポン :良し!いくぞ。


ごろごろとウサが入ったキャリーを運ぶもの。
肩から提げて運ぶもの。
目指すは1つ。ちょっと離れたエレベーターだ。

ライポン :やれやれ、丸1区画は歩かされたぞ。
       まぁよい。早速闘技場へ行くぞ!。


5階到着。

ここが闘技場(違う)か。なかなかいい緊張感にあふれておる。
エントリー数は・・・78羽?意外と少ないな・・・。
まぁいい、それだけ優勝が近くなったということだ。
早速エントリーだ。

配下の者:クリスです。ナンバー16です。
受付   :はい、ではこれをお持ちになってお好きな場所で控えてください。

ライポン :む、ここがいい。強敵が一同に確認できる。

配下の者以下ウサカメ軍団が陣を取る。

ライポン :ちょっと見てくる。
配下の者:は、御意に。


ふむ、いるわいるわ、ウサどもが。
なかなか強そうな(良い)ウサどもが多いな。
これはクリスといえど苦戦を強いられそうだ。
しかしかわいい奴が多い。

おお!ファジーのブルートートがいるではないか。
アーチンも参加できていれば・・・。いや、言うまい。

しかし、体つきが全然違うな。アーチンの約1.5倍は有るぞ。
こうしてみるとシークレット増量作戦はやらなくて正解だったかもしれぬ。
考えてみればあの大きさで1500グラム以上有ったら陶器の置物だ。
さすがのジャッジも気づいただろうな。

それにしてもこの子はアーチンそっくりだ。
アーチンの相似拡大といっても過言ではない。
もし奴が大きかったらこうなっていた訳か。これはこれで捨てがたい。


まぁいい、次。
ホーランドのソリッドか。なかなかいい顔付きをしている。
・・・ソリッドで良かった。

しかし、以外とブロークンが少ないな。やはりブリードの一番人気はホーランド・ソリッドか。

お!ブロークン発見。
きれいな足だ・・・・。それに引き替えうちの子は・・・オレンジだ。(涙)
クリスが来年エントリーするときは大人部門。苦戦するかな、これは。
(きれいにしとけというつっこみはなし)

しかし、いつも見ているような個体は少ないな。
これはクリスも(本気で)いいところにいけるかも。
問題はジャッジがどこに重きをおくかだ。
クリスはへっぴり腰になりがちなので、胴が長く見えてしまう。
そうなるとボディで減点されてしまう。
何とかクリスのへっぴりぐせを直さないと。


それはそうと、ホーランド・ブロークン・ジュニアらしき個体が見えぬ。
もしかして、エントリー数1か?
戦わずして勝ち・・・孫子の兵法にもあるが、犠牲が出ないのは理想だな。(ちがう)
しかし、最低5羽・オーナー3人以上いないとLigが出ない。
これだけいるのだから条件は満たしていると思うのだが。


あと、ショップのウサギらしき個体も多いな。
オーナー同士情報交換って雰囲気ではないなぁ。まぁいいが。


10:15 審査開始。ちょっと遅れたがいよいよ審査が開始。
しかし・・・、順番が変わっているぞ?
ホーランドが最初か。ではクリスもそこだな。
ホーランドのソリッドはエントリー数が多いなぁ。時間かかるぞ。こりゃ。


さて、最初の奴が審査に入るぞ。
おお!ずいぶん大きいな。ちょっと大きすぎないか?

お、やはり体重計測か。
はかりに載せて・・・「バキ」
・・・「バキ」?
おいおい、秤が壊れちゃったよ。
ジャッジ:「オーバーウェイト。」
通訳  :「タイジュウガオオキスギマス」


まぁ、そうかもしれんが。そのままオーバーウェイトでも分かるぞ。
しかし、あの秤、もう使えないんじゃないか?

どうも通訳が外人というのは違和感があるな。
ちょっと訳がおかしいような気がするし。

ジャッジ:(英語で)「頭の形はいい。」
通訳  :(日本語で)「頭蓋骨は丁度いい」
(アクセントは「ず
いこつはちょぅいい」

頭蓋骨って・・・これにはちょっと驚きだ。
ん?バックの関係者の方が何か指示を出しているぞ。
何だろう。

まぁいい。お、2羽目に入った。
ジャッジ:(英語で)「頭の形はいい。」
通訳  :(日本語で)「頭はちょろい」

(アクセントは「あ
ちょい」


チョロいチョロいといったか?今!!
おいおい、確かにウサギは犬ほど人のいうことを聞かないが、「チョロい」とは・・・





・・・もしかして「丁度いい」か?

なるほど。そう思って聞いてみると、確かに「丁度いい」だ。
マジで焦ったよ、今。見ろ、ビデオ撮っているのに聞き返しちゃったじゃないか。


「あたまはチョロい?」って。


これは通訳で楽しめそうだ。(汗)





待つこと1時間半。
係員:ホーランド・ジュニア・ブロークン・バッグの方、および
    ホーランド・ジュニア・ブロークン・ドゥーの方審査に入ります。



良し!いよいよ審査だ。

ライポン:クリスよ、頑張ってくるが良い。
クリス :「ぶっぶっぶっぶっぶ」


ふ、最近自我に目覚めて、わしの座を狙うだけのことはある。
しっかりジャッジしてもらうがよい。そして隙を見て順位を上げるのだ!。

配下の者:ではいって参ります。
ライポン :うむ。しっかりエントリーするが良い。


クリスの他のエントリー者があらわれんな。恐れをなして逃げたか。
(いや、エントリー数が少ないだけでは・・・)
お、ようやく他のエントリー者が出てきたか。


・・・でかくないか?ジュニア部門だぞ?
何でホーランドの大人のような体つきなんだ?。
ま、まあ良い。我がクリスの優位性は変わらぬ。(何に対する優位性か、それは不明)


ジャッジが始まったぞ。最初にクリスを見たな。
手早く見ているな。さすがになれている。
見終わったな。良し、遠慮はイラン。1位ボックスに入れるが良い。

ん?スタンダードブックを見だしたぞ。なんだ?
クリスの毛を見に行ったぞ?。又スタンダードブックを見ているぞ?


もしかして、色違いですか〜。確かにちょっと判断しづらいけど有っていると
思うのですが・・・。

むむぅ、ずいぶん悩んでいるな。
DQになるなよ。クリス。(これはどうしようもない)

お、2位のボックスに入ったじゃないか。
ふ、ジャッジめ。大人の部門で疲れたんじゃないのか?。
しかし、このジャッジの専門は何なんだろうか。
スタンダードブックで確認するところを見ると、この種類は専門じゃなさそうだし。

次の奴。でかいな。ジュニアであれでは大人部門は体重オーバーででれないぞ。

?ジャッジが毛並みをずいぶん気にしているな?
4位に入れたぞ。まぁ、当然か。(いや、それは失礼では)

次。これもでかいな。大人特有の顎の張りが既にある。
これって1歳を過ぎないと出ないんじゃないのか?
む、1位のボックスに入れおった。

次。やはりでかい。ジュニアって6ヶ月までだよなぁ・・・。
クリスがスマートすぎるのか?いや、奴もホーランドの体格からすると
結構いいお肉がついているのだが・・・

む、クリスが2位ボックスから出されたぞ。
3位に移されてしまった・・・。何故だ?やはり足の汚さが響いたのか?。

しょうがない。クリス、こうなったら実力行使だ。
さぁ!3位ボックスから出て1位ボックスを奪取するのだ!。
ジャッジの目を盗んでな。

ボックスから出るクリス。一目散に1位ボックスへ。
しめしめ、ジャッジはまだ気づいてないぞ。
ジャッジ:むんず。
クリス :「!!」
ジャッジ:(3位ボックスへ)ぽい


ぐは!、さすが百戦錬磨のジャッジ。目線を動かさずに入れるとは、恐れ入った。
クリスよ。残念だが、我々の負けだ。ここは負けを認め、次こそは勝つぞ。


ジャッジ:「審査結果を発表します」

まず4位。換毛中のためこの順位。

3位クリス、以下通訳の方のままで。
  頭はチョロい。
  耳は長い。
  体も長い。
  お尻がとがっている。いや、鋭い。いや、丸くない。
  (どれにしてもよくねーよ)
以上。

尻がとがっているか。確かに骨は出ているが、ジュニアの肉付きではこんなものでは?
まぁいい。耳が長いか、これはしょうがない。
頭はチョロいか。チョロい・・・何か引っかかるが、まぁよい。


後1位、2位と審査結果を発表していたが、似たようなものだった。
(聞いちゃいねぇ)

やはり足の裏の汚さが減点対象か?。来年は真っ白で出なければ・・・。

何はともあれ、お疲れであった。
さぁ!キャリーに帰り、牧草を食べてくつろぐがよい。

クリス :「ぶっぶっぶっぶっぶっぶっぶ」
(何で俺が3位なんだよ!どう見ても1位だろ!あいつらでかすぎるよ!!)

 足を振るわせ怒るクリス!
ライポン:「まぁそういうな。来年がある。」

しかし、今回のジャッジは体に重点を置いているようだな。
あまり頭などは見ていないようだ。やや残念である。
クリスはシャープな動きが武器故に体重には人一倍厳しい。
太ってしまうと脱兎が出来ないからな。

こうしてみると、クリスは「コンテスト」には向いていなかったのかもしれん。



それにしてもクリスで3位とは、奥が深い。




以下ウサカメ軍団も続く。