Urchin 日記

〜 我が家にウサギがやってくるまで 1 〜
O.S.Urchin

 はじめは、ウサギを飼う予定はなかった。

 あれは忘れもしない2001年6月2日(金)の夜、友人のwa-koからの
『うさぎtoかめ』っていうウサギ専門店の場所を知らない?」という電話で始まった。

 私は当時ウサギに興味なかったので知るはずはないのだが、半年ほど前、たまたま
その店の前を通ったことがあったので、偶然覚えていたのである。
今から思えばたった一度通っただけの店を覚えていた私も私だが、ウサギに興味のない
私が知るはずないのにわざわざ聞いてきたwa-koもwa-koだ。(笑)

 問題の店の場所は、うろ覚えだったため電話でうまく説明できず、翌日道案内の為
同行することにした。実は私はウサギをあまり間近で見たことがなかったので興味が
わいてきたのもある。

当日は、wa-ko夫婦と私たちライポン夫婦の4人で出かけたのだが、お店に
着くまでに、wa-koは「お目当ての子がいるかな♪」ととても楽しみにしていた。

 お店に到着すると、なんと運良くお目当てのネザーランドドワーフのオレンジの子が
いたので早速一目惚れしたようだ。この子が「みかん」ちゃんである。ま、我が家では、
O.l.Identifierと呼んでいるが。

 お店の人は、みかんの他に子ウサギを数匹テーブルの上で見せてくれたのだが、
この中でwa-ko夫婦も気になるウサギがもう一匹いた。
 他の子ウサギはみんなあっちウロウロこっちウロウロとしていたが一匹だけ愛想よく
私たちの方に何度も来て、私たちが見ていると嬉しげに垂直ジャンプをして目立っていた。
特にwa-koの旦那はこの子ウサギにメロメロであった。

 ところが、この子ウサギは容姿でも異彩を放っていた。

 体に対して頭が異様に小さい。あまりにもなバランスだった為、かなりびっくりしたの
だが、胴体の毛が長くふわふわしているのでそう見えるらしい。どう見ても胴体がすさまじく
爆発している。
この不思議なウサギは、アメリカンファジーロップの子供で、この毛が長いのは
子供の時だけ見られる、特徴ある毛でベビーファーと呼ばれるそうだ。
(後ほど他のアメファジの子をWEBで見た。確かに同じようなベビーファーが生えているが、
 随分バランスが違うと感じた。)

 このアメファジの子は、私の方にも来てくれたので、そっと手を出してみたが「かじっ」と
軽く噛んできた。甘噛みだろうけど少し痛かった。
(後で聞いたらライポンはすでにこの日もっと痛く噛まれていたそうだ。)

 実は、この子ウサギこそが後ほど「わんぱくアーチン」と呼ばれるようになるのだが、
それはまだ先の話である。

 私も初めてウサギに触れることが出来、だんだん「かわいいなぁ。飼いたいなぁ...」と
いう気持ちになってきた。しかも、その日、なんと私と同じ誕生日のオレンジの
ホーランドロップの子ウサギがいてポイント高かったのだ!

 しかし、ウサギを飼う心準備も知識も覚悟もなかったので、なんとかその日は気持ちを
抑えて帰宅した。 アーチン(予定)二ヶ月半の初夏のことでした。