Urchinの生涯

〜 凶悪ウサギ、その生き様 〜
O.S.Urchin

第四話 : 憎いウサギさババンバン♪

2001年 10月08日

完全防御態勢で挑んだ前回の戦いは、もっとも装甲の薄いところをねらって攻撃したアーチンに軍配が上がった。


どうするか・・・。
軍手三重を突破するとは、恐るべき威力。
「撫でる」という字は「手」が「無くなる」と書く・・・。
まさかアーチンの真の狙いとは!!


・・・恐ろしいことだ。
いったい、これに対抗するためにはどうすればいいのか・・・。





軍手を四重にしよう。
これにてこの問題は解決。


そして配下のものに再び指示を出す。
ら:「よいか、New腕抜きを「地味な」色の分厚い布で作れ。」
部:「は、おおせのままに。」


しばらくしてジーンズ地の腕抜きが配下のものから献上された。
部:「ご要望のもの、できましてございます。」
ら:「うむ、ごくろう。」


なかなか良いできだ。
色合いも地味になり、これで「ウ、マンボ!」は回避できそうだ。


しかし、軍手四重に腕抜きか・・・。まるでガ○ャピンだな・・・。
そのうちアーチンを追って海の中とか、ドサまわりが始まるんじゃないだろうな・・・。

一抹の不安を抱えながら、早速戦いを挑む。
ら:「ようアーチン。いいこにしていたか?」
あ:「がぶ」

ふ、無駄なあがきを。
軍手四重に守られた我が手には全く効かぬわ。
三重の時は時間とともに破られたが、4重ではくわえることが困難ならしく、力が入っていない。

ら:「勝ったな・・・・」
指先に食らいついたまま蹴りを繰り出すアーチンを見つめながら勝利を確信する。
しばらくしてアーチンがおとなしくなったので、撫でてみる。


ら:「撫でるぞ、アーチン。」
(なでなで)

いい感じでなでれるではないか!!。これだよ、これ!これを待ってたんだよ。
近くでなでれる小動物。う〜ん、いいねぇ。


まぁ、問題点といえば、軍手が分厚すぎて撫でている感触どころか、当たっているかどうかさえわからないことだろうか。

とりあえず目視でアーチンに手が当たっていることを確認する。





・・・まるでどこかの工場だ。
「安全確認、指さし!右良し!、左良し!異常なし!」
確かに、非常に危険な場所ならこれもうなずける。

しかし、私がいるのは自分の家。しいていえばアーチンのサークル内である。
そこに工場並みの危険がある。


侮りが足し!草食動物!。
侮りが足し!ウサギ!!。
小学生の頃、結構さわっていたが、実は非常に危険な行為だったのだな。
あの檻は、ウサギ脱走を防止するためではなく、児童を危険から遠ざける為にあったのか。


確かに軍手を四重にすれば安心してサークル内に手を入れれることがわかった。ジーンズ地の腕抜きのおかげで腕に攻撃を食らっても痛いくらいですむ。
(いや、それは十分問題なのでは・・・)

しかし、撫でている感触が全くないのでは楽しさ激減。いや、ゼロだゼロ。


当のアーチンは軍手四重でも撫でられるのが気持ちいいらしく、床に長く寝てしまった。


おもしろくないので、手を引こうとすると軍手(手ではない)をくわえて「撫でろ」と催促をする。
むむぅ、アーチンはいいかもしれないが、私はちっともおもしろくない。

「試合に勝って勝負に負けた」ようなものだ。


胸に去来するこのむなしさはどこからくるのか・・・・。
やりきれない思いを胸に30分ほど撫で撫でしてやった。



まぁ、これで安心してなでれるよ。
この戦いはこれで決着を見そうだ。
何はともあれ、安全第一だね。

後はこの軍手が少しずつ不要になるよう、こやつを手なずければよい。
やや長期戦だが、確実な戦略を採るのが策士というモノだ。


さぁ!、次の戦いに向けて新たな作戦を練るでぇ。






























どうでもいいが、こういう標語の有るところはそれができてないわけだよね。

例1 「安全第一」:その職場は安全ではない。


































例2 「目指せ目標100%達成!」:どうしても目標が達成できない職場。

































例3 「明るく楽しい職場づくり」:明るくもなければ楽しくもない職場。





























例4 「目指せ死亡事故0(ゼロ)」:今まで死亡事故が起こらなかったことのない職場。
・・・怖すぎます。この標語。